スタッフブログ

南区 T様邸『屋根下塗り☆中塗り』

2012年8月20日

              本日の作業内容です

 

 

 

 本日は、まず、 屋根の『下塗り』をしていきます。

 

 

 こちらのお客様のお宅の屋根は、

 「モニエル瓦」という

 セメント瓦の中でも特に注意が必要な瓦を

 使用しています。

 

 

 

 表面の着色されたセメント層(スラリー層)が時間の経過によって傷み

 塗料が発達する以前は、

 モニエル瓦に塗装すると剥がれ等が起きるトラブルが多くあったようです。

 

 そのため、モニエル瓦には塗装が困難と言われていましたが、

 スラリー層を強固にする下塗り材が出来てからは塗装可能になりました。

 

 表面の劣化したスラリー層を取り除いてからの塗装が大切です。

 そうしなければスラリー層が劣化して、砂状になったものに

 塗装をすることになり、塗料の密着が悪く 

 剥がれの原因となってしまうからです。

 

 劣化し砂状になったスラリー層は、高圧洗浄の際に

 高圧の水でしっかり取り除いていきました。

 

 モニエル瓦の特性により溶剤塗料で塗装してしまうと、

 瓦表面の着色されたスラリー層が溶剤の強さでもろくなり、

 新しい塗装がすぐに剥がれてしまいますので、

 専用の水性塗料で塗装をしていきます。

 

 

 モニエル瓦の下塗り材には、

 ←こちらのスラリー強化プライマー

  を使用します。

 

  •  浸透性に優れた下塗り材で
  •  スラリー層を補強し、補強したスラリー層
  •  と塗料を確実に密着させるという 
  •  心強い特徴の下塗り材です。

 

(写真は、クリックで大きくなります。)

 

 

 

 

 

 

 スラリー層を確実に強固にするため、たっぷりたっぷり

 モニエル瓦にスラリー強化プライマーを塗布していきます。

 

 

 

 屋根全体にスラリー強化プライマーで下塗りをしてから

 

 乾燥を確認し、『中塗り』をしていきます。

 

 

 

 

 『中塗り』・『上塗り』と、

 2回塗装して仕上げる塗料は、

 

 ←こちらの水系ナノシリコンです。

 

 

 

 

ナノシリコンテクノロジーが最上クラスの耐候性を実現した屋根塗料です。

太陽光の紫外線、風雨などの過酷な条件に耐えてこそ屋根用塗料といえます。

ナノシリコンテクノロジーで裏づけされた塗膜が、
紫外線や酸性雨などから屋根を守り、耐久性を格段に向上させます。
耐変色性
塗膜は、長期間色あせず鮮やかな色彩を維持します。
防カビ・防藻性
屋根の美しさを損ない、劣化を促進させるカビや藻を長期間にわたって防ぎます。
耐汚染性
強靭で柔軟性に富んだ塗膜は、優れた耐汚染性を発揮します。
低臭・無公害
水性ですので、臭いはもちろん有害物質を揮発することもありません。
という特徴の塗料です。
下塗りにより、スラリー層が強固になったモニエル瓦に
水系ナノシリコンを屋根全体に塗装し、『中塗り』が完了しました。
乾燥が早いので、夕方から降りました夕立の前に乾燥を確認しております。
明日は、屋根全体にもう一度 水系ナノシリコンを塗装する『上塗り』をして、
屋根塗装を完成させる予定です。
 

 アプローチの階段の手すりも塗装します。

手摺りということで、よく触るヵ所ですので、

  • 腐食性物質の塩分(塩素イオン)をキャッチして、
  • 海塩粒子の悪影響から鉄を保護する防錆力、密着力がより強力で
  • 付着性にすぐれた錆止め下塗り塗料↑

ハイポン20デクロを使用しました。

 

 

 

 

 窓の鉄製の格子にも

 錆止め材で『下塗り』

 をしていきました。

 

 

 

 

 

明日も張り切って作業をさせて頂きます。

 

よろしくおねがいいたします!

 

 


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