スタッフブログ

糸島市 A様邸 『ベランダFRP防水工事』

2012年11月3日

 

         本日の作業内容は、ベランダ床の防水工事です。

     もともとFRP防水をしてあるベランダですのでFRP工法をしていきます。

 

 FRP防水は、強度が大きく耐久性に優れたガラス繊維を

 防水分野に応用した工法で、軽量かつ強靭で耐水性・耐食性・耐候性に優れている

 ことが特長です。

          (小さな写真はクリックで大きくなります)

 

 

 

 まずは、エアコンの室外機を

 持ち上げた状態で

 しっかり固定をしてから

 作業に入ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 防水層の表面を全て削り取っていきます。↑防水層の下のくぎなどの部分が

 FRP防水膜ごと浮いていましたので新しい防水膜に空気が入らない為や、

 仕上がりを一面平ら合わせる為そのようにういた部分は全て

 削り取っていきます。

 

  機械が入らない細かい部分は

  手でサンドペーパーでしっかり磨き

  とっていきます。

  そして、磨き取った粉状の防水膜が

  残らないよう、掃き掃除をして、

  薬剤でしっかりふき取っていきます。

 

 

 

 

 掃除が終わりましたら

 下塗りとしてプライマーを

 全体に塗っていきます。

 

 この後の作業で塗る防水材が

 しっかりベランダの床材に密着

 させる為の 「下塗り」です。

 

 

 

 

 

 ←そして、こちらの 

 ガラス繊維を

 防水面に敷きながら

 

 

 

 

 

 ←こちらの材料をたっぷり塗り

 よく浸透させ

 ガラス繊維を密着させてから 

 

 

 

 

 

 

 鉄のローラーを上記施工をしたら

 その部分に押し転がし、

 空気をしっかり抜いていきます。

 

 この材料はすぐに乾いてしまいますので

 乾かないうちにここまでしないといけないので

 

 少しずつこの一連の作業をしながら

 ベランダ全体へと施工していきます。

 

 

 立ち上がりや、溝部分が終わりましたら 床面を同じように作業していきます。

 

 

 床面は 浮いた部分をより削っていますので

 仕上がりで表面がぼこぼこしないように

 その部分には厚めにガラス繊維を

 敷いていき、

 

    それからその上に床面全体にガラス繊維を敷き詰め

 

 

 

 

 ガラス繊維をしっかり密着させる材料をたっぷり塗ってから

 鉄のローラーを押し転がし空気を抜いていきました。

 

 

 

 

 ←乾燥すると透明になってしまい

 ガラス繊維も

 写真では見えませんが、

 

 上記までの作業が終わった状態です。

 

 

 

 

 


そして、もう一度全体に同じ材料をたっぷり塗り 厚く強靭にしていきます。

 

 

 

 こんなに塗っても

 まだ透明です・・・

 

 

 

 

 

 

ここまでの作業をしたら、また表面を細かくサンドぺ―パーで磨き均して、

凹みの感じられるヵ所へは、パテ処理をして表面を均します。

 

 

 

 国交省大臣認定の

 飛火試験に合格 リマスターという

 FRP材料を使用して

 『上塗り』をしていきます。

 

 飛火による延焼を防ぎ、

 わずかな水の侵入も確実にガードする

 という強靭な防水膜を形成します。

 

 

 

 

 

 

 

 ベランダ全体に 

 リマスターを塗っていき、

 排水溝の部品も新しくしました。

 

 

 

         これでベランダのFRP防水工事の完成です

 

 月曜日に足場を解体させて頂き、A様邸の工事はすべて完了となります。

 足場解体時もお騒がせいたしますが、

 よろしくお願いいたします。


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