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T商会様事務所屋上防水工事④

2013年10月29日

 H25.10.29

 

 まずは、昨日の作業内容から。

 防水面着手前です。防水塗装の上に人工芝を密着させていたものが劣化した状態です。

 

 

 

 

 

 まずは、

 劣化した防水塗装の表面と、人工芝全体を

 スクレーパーという工具で全て残らず

 削り取っていきます。

 

 

 

 

 

それから↑防水部分の立ち上がりや、床面全体にセメントを塗り、劣化の補修と、

表面の凹凸の均しをしていきます。

 

 

 

 

 

 排水溝部分のドレンの板金は、

 新しいものにしていきました。

 

 

 

 

 

 

それから まずは、立ち上がり部分に防水層を塗布する前の下塗りとして

専用のプライマーを塗っていきました。

 

そして本日

 

 

 

 ←まず、こちらが

 今回の工事に使用します材料です。

 

 

 

 

 

 通気緩衝工法(つうきかんしょうこうほう)という防水施工を行います。

防水工事施工後の防水塗膜が膨れを起こすことは大変多く見受けられます。

 

防水をしたい素地と、防水膜を密着させる工法の場合、

施工手順をしっかり守って施工しても 膨れは起きてしまいます。

 

原因としましては、長年にわたり浸入した水分が

防水工事後に熱により温まり、湿気となって出ようとし、

防水床面の素地前全体を補修したセメントの面と防水層の間に

たまり防水層が膨らんできます。

 

 比較的面積が広くなると起きやすくなる現象で

また築年数が古くなればなるほど防水塗膜の膨れはよく見られる現象です。

 

それを防ぐのが今回採用しました

通気緩衝工法(つうきかんしょうこうほう)です。

 

 

 

 この工法で使用するシートは

 湿気を逃す構造になっています。

 

 プライマーを塗布しながら

 通気緩衝シートを防水全体床面全体に

 敷き詰めていきます。

 

 

 

 

 

 

 敷いたシートに

 空気が入ったりしわが入らないよう

 ローラーで均していきます。

 

 

 

 

 

 

 排水溝のドレン周りや、立ち上がりにまず、ウレタン防水を塗布し、

 

 

 脱気筒を設置をして

 湿気の逃げ道を作りました周りにも

 ムラのないようにウレタン防水を

 塗布していき、

 

 

 

 

 

 

 

 

 ウレタン防水を床面全体に

 塗布していきました。

 

 

 

 

 

 

明日は、本日と同じようにもう一度 2回目のウレタン防水層の塗布を

全体にしていきます。

 

明日も よろしくお願いいたします。


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