スタッフブログ

早良区 住宅診断いたしました。(外装劣化診断士)

2020年7月6日

 

住宅診断いたします!

 

※弊社ホームページのトップページから引用

 

 

 

チラシを配布させていただいておりました地区の方から

ご依頼を頂き 住宅診断をさせて頂きました。

 

一般的に多く使われております

窯業系サイディング(以下サイディングボード)という外壁材を使用しておりますこちらの建物の外壁を診断いたします。

 

シーリングを調べます

↓シーリングの深さを測っています

 

〇深さ

 

使用しております外壁材サイディングボードの厚みなど計測しております。 シーリング材の役目とは、
サイディングボードどうしをつなぎ、防水効果を発揮させることです。 シーリング部分に亀裂が入ってしまいますと『防水効果』が得られなくなってしまいます。 旧シーリング材が どのくらい経年劣化にて瘦せてしまっているかも同時に観察しております。

また、ハットジョイナーの有無や深さを測っています。

ちょっと横道ですが 重要な話
工事が終わったら 

確実に施工されているか分からなくなってしまう
目地内の重要な仕組みの話。

サイディングの目地の納まり図

↑画像はお借りしております。

ハットジョイナーとは、目地サイディングボードとサイディングボードを
繋いでいるものです。 間に 防水の為にシーリングを打ち込みます
ハットジョイナーの目地の部分が凸となっております。この凸部分を背底面とする目地の
両面は、確実にシーリング材を密着させて 背底面には あそびを持ってシーリングに建物の動きに追従してもらうた敢えて密着させません。

そうすることで サイディングやシーリング自体を割れから守り 

防水性を持続させます。
ハットジョイナーの凸の上部(目地の背底面)に密着性のないテープ 

『ボンドブレーカー』や『バックアップ材』を設置して
新しく打ち込むシーリングは、
両面には確実にシーリング材を密着させて

 背底面には密着させないという
『2面接着工法』を確実に施工の際には行っていきます。

 

〇幅 シーリングの亀裂も幅なども図ります。 これほどの亀裂がありますと 

防水性を発揮することができません。

 

 

 

 外壁材の水分量を測ります  水分量を測ります   こちらは水分計です。各方角、各箇所を測っていきます。

 

シーリングに亀裂があったり 他の要因から

外壁材の内部に湿度がある部分もあると考えられます。

 

湿度の高い壁材は、反りなどの原因ともなりえます。

そうなる前のメンテナンスは非常に重要となります。

そのことに気付いていただく為にも

しっかりと調査してしっかりと正確にお知らせいたします。

 

 

サイディング壁を叩いて音を聞きます

 

 

↑これは 打診をしている様子です。

 

 サイディング外壁材を専用の打診棒で音を聞きます
 浮きがあったり適正でないと 音が周りと変化します。


 30倍顕微鏡にて表面の劣化を観察します




 
↓30倍の様子


旧塗膜の現状やサイディング自体の現状をしっかりと把握するため
30倍に拡大し肉眼で確認します。
亀裂など塗膜の劣化具合など詳しく見ていきます。


+3
また、工法を確認するため このような器具をすようしたりもしています。




そうして 調査をしました診断結果を
報告書を作成し詳しくご説明させていただいております。



まずは、お塗り替えをお考えになりましたら 
現状を把握しすることをお勧めしおます。
そうすることで どのような塗装工事が必要かを見極めることが
しやすくなるかと思います。
このご報告書をもとに お客様の不明点かなくなり すっきりするまで
ご質問を承って お見積書をお客様のお考えに合わせてアドバイスさせて頂いております。












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