スタッフブログ

南区 マンション屋上防水工事 

2020年6月3日

マンションの屋上防水工事をさせて頂きました。

 

 

 

 

マンションのオーナー様より

管理をされている方から『雨漏りの可能性があるのではないか』とのことで

他社業者さんでもお見積もりを取られていたそうですが 弊社へご依頼下さいました。

(2~3社以上の合い見積もりはご面倒でも是非取られることをお勧めします。

対応の仕方や相場、細かいご説明内容など 業者を見分ける目が確かになってきます。)

 

 

 

今回は このような時期でしたので お客様と直接お会いせず

さみしい気持ちもありますが 全てオンラインやお電話でのお打合せから

ご信頼を頂き、ご契約くださいました。

 

この度は このような時期の中 弊社へお任せくださいまして

誠にありがとうございました。

 

 

6月1日の作業内容

まずは、屋上全体の床面や立ち上がり 全ての旧防水層撤去をしていきます。

↑旧防水層撤去中↑
上の撤去作業と並行して↓立ち上がり部分の旧防水層を撤去した箇所から
すべての立ち上がりに カチオンセメントをムラなく万遍なく塗布して
立ち上がり部分の補修です。
経年の歪みなどで凹凸ができていたり 細かいヒビなどを
こちらのセメントでフラットな状態にしていきます。
↑立ち上がりカチオン塗布↑
そして 次に 改修ドレン取り付けをしていきます。
ドレンとは 屋上の雨水、汚水など排水するための管や溝、
及び そのための部品を指します。
防水層と雨樋をつなぎ、屋上床面(防水面)で受けた雨水を集めて樋へと流すという
重要な役割があります。
ドレンは鉄製でできてるものが多く、鉄製である為に劣化すると錆びてきてしまいます。
ドレンが劣化してしまいますと雨樋と防水面の接合部が剥がれてしまい、
防水性能が低下して、雨漏りの原因となってしまいます。
この部分の不具合は雨漏りの原因と直結してしまいますので 非常に重要な箇所です。この部分の不具合から 雨漏りを生じたということはよくあるケースです。このドレンが劣化して汚水が漏れてしまう原因になっている場合、
どのような補修工事をすればいいのか?

そんな時
←改修ドレンというものを使用します。
改修ドレンとは既存のドレンに
新たにドレンをかぶせるという方法です。
鉛製で錆や劣化に対して
非常に信頼性があるものを使用しております。
↑改修ドレン取り付け↑
そうしているうちにしっかりと乾燥しましたカチオンセメントを塗布して補修をしました
立ち上がり部分全体にプライマーという
乾燥すれば ボンド性を発揮してくれる下塗り材を塗装していきました。
↑立ち上がりプライマー塗布↑
6月1日の作業はここまでです。
6月2日は雨天のため作業をいたしませんでした。
6月3日の作業内容は
↑通気シートへのボンドを塗布していきました。
そして↓土間へもボンドを塗布し 通気シートを隙間なく屋根床面全体に
貼り付けていきました。
通気シートの役割としましては、雨水や湿度など水分を遮断し通さず、
建物内の湿気は外部側に通すという役割があります。
建物の耐久性を守ります。
そして 全体に通気シートを貼りつけました継ぎ目部分に
↓シートジョイントテープを貼り確実にそれぞれをつなぎ 経年や紫外線などによる
シートの反りなどを防ぎ シート間の広がりを避け この上に塗布します防水層の
亀裂を防ぎながら 通気シートの役割を最大限に発揮させます。
↓エポラプライマー塗布(錆び止め塗料塗布)↓
通気シートの下の湿度や温められました空気を通気シートの外に排出させるための
↓脱気塔を取り付け。 しっかりと強力なボンドで屋上素地と通気シートを
密着させているとはいえ 建物内から 湿気などが上がってきてしまいましたら
気温の上昇により その湿気を含んだ空気がシート下で膨らんでしまうかもしれません
その空気のふくらみが ボンドの密着に経年で勝ってしまいましたら
密着を剥がし防水膜を風船のようにプクっと膨らましてしまうかもしれません
そうなってしまいましたら 亀裂や穴が開きやすくなり
その部分から雨水が浸入すてしまう可能性が出てきます。
そうなることを避けるため 脱気筒というものを間隔を空けて設置し
温められた空気の逃げ道をはじめから設置しておきます。
そして その脱気筒周りに 防水膜と繋ぐ補強布張り込みをしていきました。
もちろん 同じ理由で立ち上がり部分から 床面も繋ぐように貼っていきました。
次の作業内容ブログで 4日と5日の作業内容をお伝えいたします。
アパート マンション ビル など
建物の屋上など 何か不具合が起きないと補修が必要なことに気が付きにくいですが
建物の劣化に直接つながってきてしまいますので
早め早めのチェックや補修が 建物を守ることや 守るためのランニングコストを
抑えることに繋がってきますので 屋上に上がられて確認をご自身でもされることを
お勧めします。
上がることが危険な場合は無理されないで 業者さんを呼んで確認しましょう。

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