スタッフブログ

福岡市東区 香椎台 N様邸 『ケレン作業☆シーリング打ち完了』

2016年4月6日

H28.4.4(月)の作業内容

 

昨日は、シーリングを打つには お天気が適しませんでしたので

鉄製部分の錆びを磨き 表面を均らす『ケレン』

塩ビ製の雨樋などサンドペーパーにて 磨き 表面に細かい傷を入れて

塗料を確実に密着させるための『目荒らし』

 

両方共に サンドペーパーにて 丁寧に磨いていく作業を

建物全体のこれらの部分にしていきました。

 

 

 

 

H28.4.5(火)の作業は、

 

先日は、『打ち増し』の部分に新しくシーリングを打ち増す作業をしていきました。

本日は、目地の旧シーリングを撤去して新しく目地にシーリングを打ち込む

『打ち替え』の作業です。

 

建物の動きに 新しく打ち込むシーリング材(乾燥するとゴムのようになります。)

が しっかり追従し、外壁材の割れなどを防ぐため 

目地の溝に対して背面は接着させず、 両横面をしっかりと密着させるという

『2面接着工法』をしていくため ↓バックアップ材 という 粘着性の弱~いテープや、

粘着性の弱~いてーぷのついたウレタンを目地の背面に貼っていきます。

 

これを貼ることにより サイディングとサイディングは、弾力のあるシーリング材により

繋がれ 建物の動きに追従させ 背面とは動きを共にさせず(弱~いテープは ほとんど接着力がありませんのでこの時確実に外れます。) 外壁材を守ります。

 

シーリング材を打ってしまえば やったかやっていないかわからなくなる作業ですが

建物を守るには とても細かいですが 重要な作業です。

 

この作業を建物すべての目地に施してから  シーリング材を打っていきます。

専用のシーリング材をい体の時間撹拌し、

バックアップ材を背面に貼ってあります目地にしっかりと打ち込んで

乾燥が始まる前に 専用のヘラにて空気を押し出すように均し入れて

乾燥が始まる前に『養生』を撤去していきます。

建物すべての目地にこの作業を施し完了しました。

 

このシーリング材は 乾燥後 上から塗装をしても 塗料を変質、変色させない

シーリング材です。

 

一般適期なシーリング剤は 作業性を向上させるために

可塑剤というものが入っています。
可塑剤(ゴム状にさせる成分)が多いシーリング材は経年による変化で

樹脂成分と可塑剤が分離します。
この現象を『ブリード』と言って シーリングが硬くなってしまいます。

硬くなったシーリングは剥離やひび割れを起こします。

塗装が目地の上だけ変色し、べたつくことがあり、

そのべたつきに埃が付着して、表面が薄黒く変色してしまうことがあります。

この現象は『ブリード汚染』と言い、これを未然に防ぐには、

比較的汚染しにくいノンブリードタイプ(可塑剤が入っていない)の

シーリング材を使用する必要があります。

 

ご注意ください。

 

せっかく高価な塗料を使用して 仕上がりが美しくても

耐久年数を迎える前に 他の部分はきれいでも 

目地の部分だけ 色が黒っぽくなってしまう可能性があるので

シーリング材はどのようなものを使用するかチェックすることは重要です。

 

 

シーリングうちが完了し、前日『ケレン』をしました鉄製部分に

↑錆び止め塗料にて『下塗り』として塗装していきました。

 

 

明日は、錆び止め塗料の塗装の続きの作業から 進めていきたいと思います。

 

よろしくお願いいたします。


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